富士山ハイキング - 河口湖北部 | 富士山エリアの総合ガイド - フジヤマNAVI

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河口湖越しの富士を眺めに 河口湖北部 河口湖北部ルートマップ

御坂山

旧御坂峠の西に位置する御坂山。
アクセスが便利でお手軽ハイキング。

御坂山

黒岳

御坂山塊の主峰。
富士五湖周辺の山でトップレベルの高さを誇る。

黒岳

破風山

明るく開けた山頂から望む富士。
新道峠とスズラン峠の間に位置する。

破風山
河口湖北部ルートマップ

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天下茶屋バス停→御坂山→黒岳→破風山→あけぼの荘前バス停

  • 歩行時間
  • 歩行距離
  • 体力度
  • 難易度

コースのポイント

アップダウンのあるロング縦走コース

富士山の展望スポットが点在している

河口湖の眺めが雄大

天下茶屋前から入山して御坂山へ

天下茶屋バス停→御坂山→御坂峠

コースガイドでは御坂山・黒岳・破風山の3つの山に登るコースをそれぞれ紹介していますが、朝早いバス便かタクシーを利用すれば3つの山を一度に縦走することも可能です。今回は天下茶屋バス停を起点に、三座をつなげた縦走コースを歩いてみましたのでレポートします。御坂山塊の主尾根を歩き、小さなピークをいくつも越えながらの縦走は充実感たっぷり。コース途中から見える富士山と河口湖も見事です。

天下茶屋バス停で下車すると、眼前に裾野を広げた雄大な富士山の風景が広がっています。ここは撮影スポットとして写真愛好家にも知られている場所です。ただし駐車場がありませんので、バスかタクシーを利用するようにしましょう。天下茶屋前にある登山口に入り、階段状の道を上がって行きます。数分で「富士には月見草がよく似合ふ」と刻まれた太宰治文学碑があります。

主尾根に乗るまでは、傾斜のきつい登山道を上がります。歩き出してから30分弱で主尾根にのり、尾根を左へと進みます。小さなピークをいくつか越えていくと御坂山に到着です。御坂山は平な山頂で休憩に適していますが、樹林に覆われていて富士山の展望はききません。でも富士山はこれから先の稜線上からたっぷりと見えますので、慌てずに小休止してから進みましょう。御坂山からさらに小ピークと鉄塔を越え、少し下ったところが御坂峠です。

御坂山塊の最高峰、黒岳へ

御坂峠→黒岳→破風山→新道峠→あけぼの荘前バス停

御坂峠は十字路になっていて、北は藤野木バス停、南は三つ峠入口バス停の登山口から登ることができます。御坂峠からさらに稜線を西へと進み、主峰黒岳を目指します。少し急な斜面をどんどん上がっていきます。本コースでは一番キツく感じる部分かもしれません。峠から50分ほど登りが続き、ついに黒岳山頂に到着しました。

山頂でランチタイムを楽しむ前に、先に南側にある展望スポットへ行ってみました。小さな岩のある展望スポットから眺める河口湖と富士山が疲れを一気に吹き飛ばしてくれます。不思議と元気が湧いてきました。きっとこれが富士山の持つパワーなのでしょう。展望を満喫したら山頂へと戻り、おいしい昼食タイムです。

次は破風山のピークを目指して出発です。黒岳からやや急な登山道を下り、稜線がゆるやかになると破風山はもうすぐです。山頂からは樹林の間から富士山が見えます。破風山から新道峠までの間、展望スポットが2箇所あります。破風山方面からだと第2展望台、第1展望台の順で出てきます。富士山の世界遺産登録を機に、新しい看板が取り付けられていました。新道峠展望台からの眺めは本当に素晴らしく、一見の価値があります。

第1展望台を過ぎた鞍部が新道峠です。「大石」と書かれた案内表示が目印です。分岐から南側にあるせまい登山道を進みました。しばらくジグザグに斜面を下り、新道峠から45分ほどで林道終点に出ました。林道をゆっくりと1時間下っていくと大石公園に着きます。バスまでの時間があれば、大石公園を散策してみてはいかがでしょうか。夏はラベンダーが有名です。

春夏秋冬用意周到

富士山周辺の山歩きは年間を通して楽しめますが、
積雪期には冬用のウェアとアイゼンなど雪山用の装備が必要です。

こちらでは登山のシーズンを大きく無雪期と積雪期に分けて、
必要な装備の違いとウェアの工夫などを説明します。

【富士山を眺める山歩き のご利用にあたって】

  • ●「富士山を眺める山歩き」のコースは、主に春から秋にかけてのハイキング(山歩き)を想定しています。雪のあるときに登る人はアイゼン等、冬の装備をお持ち下さい。
  • ●コースタイムはスタッフが実際に歩いた時間ですが、各自の経験や体力、自然環境などによって時間が大きく変わります。余裕を持って行動しましょう。
  • ●記載した情報は予告なく変更される可能性があります。実際に歩くときは事前に地元の観光協会等で調べてから行動しましょう。
  • ●バスの時刻は季節によって運行が変わります。事前に調べてから計画を立ててください。
  • ●登山計画書は登山者のマナーであり、義務でもあります。登山口の登山届けポストや地元の警察署に届けてください。
  • ●山登りは自己責任を問われるスポーツです。自分の体力や経験を充分見極めてから行動してください。

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