富士山ハイキング - 河口湖北部 | 富士山エリアの総合ガイド - フジヤマNAVI

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河口湖越しの富士を眺めに 河口湖北部 河口湖北部エリアの主な山

御坂山

旧御坂峠の西に位置する御坂山。
アクセスが便利でお手軽ハイキング。

御坂山

黒岳

御坂山塊の主峰。富士五湖周辺の山でトップレベルの高さを誇る。

黒岳

破風山

明るく開けた山頂から望む富士。
新道峠とスズラン峠の間に位置する。

破風山
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Aコース 太宰治も滞在した天下茶屋へ

山歩きレポート

天下茶屋バス停→御坂山→三つ峠入口バス停ルート

  • 歩行時間
  • 歩行距離
  • 体力度
  • 難易度

登山適期

4月下旬から11月。冬季は積雪があるので、アイゼンやグローブなど冬山の装備が必要。夏から秋がおすすめ。

スタート地点

  • 天下茶屋バス停
    富士急行線富士山駅または河口湖駅→天下茶屋バス停(富士急山梨バス・天下茶屋行き※)
    ※季節運行=4〜11月。

ゴール地点

  • 三つ峠入口バス停
    三つ峠入口バス停→富士急行線富士山駅または河口湖駅(富士急山梨バス河口湖駅・富士山駅行き)

河口湖の北部に位置する標高1596mの御坂山。手前に河口湖、その先に富士山という絶景が眺められます。また視界がいい時は稜線から南アルプスや八ヶ岳の展望も見ることができます。

御坂山への登山口は三つ峠入口バス停、藤(とう)の木(き)バス停、天下茶屋の3箇所あります。本コースでは天下茶屋から歩き始め、三つ峠入口バス停に下りてくるコースを紹介します。天下茶屋までのハイキングバスは季節運行ですので注意しましょう。運行日以外は三つ峠入口から往復するコースをおすすめします。

太宰治が数か月滞在し「富岳百景」などを執筆したことで知られている天下茶屋を出発し、御坂峠に向かいます。稜線に出たら左へ進み、40分ほど歩くと御坂山に着きます。御坂山は樹林に覆われて展望がありませんが、少し下ったところにある鉄塔からの富士山が見事です。鉄塔周辺は狭く大人数のパーティーでは休憩できませんので、展望を楽しんだら旧御坂峠へと下っていきましょう。

旧御坂峠から三ツ峠入口へと下山します。もしバスで甲府方面へ帰りたい場合は、北側の登山道を下ると藤の木バス停に出られます。旧御坂峠からゆるやかに下っていた登山道は次第に傾斜がきつくなり、ジグザグに刻んで下りていきます。樹林の間から富士山を見ながら下ると、1時間弱で三つ峠入口バス停に出ます。

Bコース 御坂山塊の主峰を目指して

三つ峠入口バス停→黒岳→破風山→あけぼの荘前バス停ルート

  • 歩行時間
  • 歩行距離
  • 体力度
  • 難易度

登山適期

5月から11月。冬季は積雪があるので、アイゼンやグローブなど冬山の装備が必要。夏から秋がおすすめ。

スタート地点

  • 富士急行三つ峠駅
    富士急行線富士山駅または河口湖駅→三つ峠入口バス停(富士急山梨バス甲府駅行き)
    またはJR中央本線甲府駅→三つ峠入口バス停(富士急山梨バス河口湖駅・富士山駅行き)

ゴール地点

  • あけぼの荘前バス停
    あけぼの荘前バス停→富士急行線富士山駅または河口湖駅(富士急山梨バス河口湖駅・富士山駅行き)

甲府盆地と富士山北麓の間に東西にのびる御坂山地。東は高川山、三ツ峠にはじまり、西は節刀ヶ岳などの山々が連なっています。黒岳はその御坂山地の主峰で、標高が一番高く1793mを誇ります。

三つ峠入口バス停からスタートします。バス停から御坂みちへ少しだけ入ると、すぐ左手に登山口があり、トンネルの上を歩いて進んでいきます。樹林の中の薄暗い登山道もやがて明るくなり、南側が開けてきます。眼下には河口湖が見えてきます。傾斜がゆるくなり、歩きやすい道になると旧御坂峠に着きます。

右へ進めば御坂山、左へ進めば黒岳です。ここでは左の黒岳を目指して登っていきます。はじめは緩やかな尾根道ですが、やがて急坂になります。小ピークを過ぎ、次のピークが黒岳です。山頂は樹林に囲まれ展望がないので、すぐ南側にある展望台まで足をのばしましょう。展望台から見る河口湖越しの富士山は見事の一言です。

黒岳から西へ主稜線を下り、すずらん峠、破風山へとさらに進んでいきます。縦走路はスリップしないよう、慎重に歩きましょう。新道峠まで来たら河口湖大石方面へと下山することにします。急な斜面をつづら折りに下り、道は全体的に歩きやすいです。中沢林道まで下りたらあとは林道を歩き、あけぼの荘前バス停からバスに乗ります。

Cコース 明るく開けた展望の山頂へ

あけぼの荘前バス停→破風山→あけぼの荘前バス停ルート

  • 歩行時間
  • 歩行距離
  • 体力度
  • 難易度

登山適期

4月下旬から11月。冬季は積雪があるので、アイゼンやグローブなど冬山の装備が必要。夏から秋がおすすめ。

スタート地点

  • あけぼの荘前バス停
    富士急行線富士山駅または河口湖駅→あけぼの荘前バス停(富士急山梨バス大石プチペンション経由芦川農産物直売所行き)

ゴール地点

  • あけぼの荘前バス停
    あけぼの荘前バス停→富士急行線富士山駅
    または河口湖駅(富士急山梨バス富士山駅行き)

御坂山地の破風山は主峰黒岳のすぐ西側に位置します。山頂は明るく開けていて、山頂から富士山を望むことができます。標高は黒岳、三ツ峠に次いで御坂山塊3番目の高さです。

登山口のある大石は河口湖の北西部にある集落で、バス停の近くに大石公園が整備されています。大石公園は四季を通じて富士山を撮影できるスポットとして有名ですが、特に4月下旬から5月上旬の芝桜、6月下旬から7月上旬のラベンダーが見事で、花と河口湖と富士山という最高の組み合わせを楽しめます。ぜひ花の咲くころに訪れてみましょう。

あけぼの荘前バス停からまずは新道峠を目指します。集落を抜けた後も、ひたすら林道歩きが続きますので、ここはマイペースで歩きましょう。別荘地を越え、堰堤を過ぎたところから砂利道の林道になります。林道の終点近くに登山口があり、ここから本格的な山道に入ります。つづら折りの登山道を着々と進んでいきましょう。

約1時間の急登を終えると新道峠に到着です。ここから東の稜線に進み破風山を目指します。新道峠から破風山まではゆるやかな登りで、南側の展望がすぐれています。稜線歩きが楽しく感じられることでしょう。破風山に着いたらもう一度眺めを楽しみながら新道峠に戻り、来た道を下山します。

おすすめスポット

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大石紬伝統工芸館

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大石紬は江戸時代から続く大石地区の伝統工芸。お土産に最適なシルク製品の販売のほか、体験教室もあります。

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大石公園

大石公園

「河口湖ハーブフェスティバル」の会場となる公園で、6月〜7月にはラベンダーと富士山が楽しめます。

大石公園

春夏秋冬用意周到

富士山周辺の山歩きは年間を通して楽しめますが、
積雪期には冬用のウェアとアイゼンなど雪山用の装備が必要です。

こちらでは登山のシーズンを大きく無雪期と積雪期に分けて、
必要な装備の違いとウェアの工夫などを説明します。

【富士山を眺める山歩き のご利用にあたって】

  • ●「富士山を眺める山歩き」のコースは、主に春から秋にかけてのハイキング(山歩き)を想定しています。雪のあるときに登る人はアイゼン等、冬の装備をお持ち下さい。
  • ●コースタイムはスタッフが実際に歩いた時間ですが、各自の経験や体力、自然環境などによって時間が大きく変わります。余裕を持って行動しましょう。
  • ●記載した情報は予告なく変更される可能性があります。実際に歩くときは事前に地元の観光協会等で調べてから行動しましょう。
  • ●バスの時刻は季節によって運行が変わります。事前に調べてから計画を立ててください。
  • ●登山計画書は登山者のマナーであり、義務でもあります。登山口の登山届けポストや地元の警察署に届けてください。
  • ●山登りは自己責任を問われるスポーツです。自分の体力や経験を充分見極めてから行動してください。

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