4月下旬から11月。冬季は積雪があるので、軽アイゼンやグローブなど冬山の装備が必要。春から秋がおすすめ。
- 平野バス停
富士急行線富士山駅→平野バス停(富士急バス)
または新宿高速バスターミナル→平野バス停(富士急バス山中湖・平野行き)
- 大出山入口バス停
大出山入口バス停→富士急行線富士山駅(富士急山梨バス ふじっ湖号)
石割山の8合目には大きな石をご神体とする石割神社奥社が祀られています。この石の隙間をくぐると無病息災のご利益があると伝えられています。富士山が発するエネルギーを感じ、パワースポットハイキングを楽しんでみましょう。
平野バス停から国道413号を道志方面に進みます。石割神社前社で国道から外れて車道に入って行きます。しばらく車道を進むと、駐車場とトイレのある登山口に到着します。小さな橋を渡って鳥居を越えると、長い石段が待っています。慌てずマイペースで石段を上がって行きましょう。
石段を上がりきると、あずまやのある小広場に出ます。ここで石割の湯からの登山道と合流します。幅の広い登山道をゆるやかに登っていくと、やがて石割神社奥社に着きます。神社は山頂までの道のりの8合目にあたり、この先は急坂になります。ぜひ参拝してから先に進みましょう。
段差のある登山道を進み、樹林帯を抜けると石割山の山頂です。せまくて傾斜のある山頂ですが、正面にそびえる富士山を眺めると何とも爽快な気分になります。
山頂からは平尾山を目指して下ります。山頂直下は急な下りになりますので、降雨直後などスリップに注意しましょう。平尾山からさらに稜線を進むと、眺望のよい大平山に着きます。眼下には山中湖を見下ろし、富士山はより大きく見えます。
4月から11月。冬季は積雪があるので、軽アイゼンやグローブなど冬山の装備が必要。
- 湖北バス停
富士急行線富士山駅→湖北バス停(富士急山梨バス ふじっ湖号)
- 湖北バス停
湖北バス停→富士急行線富士山駅(富士急山梨バス ふじっ湖号)
大平山は山中湖一の絶景スポットとも言われる隠れた名所です。明るく開けた草原から富士山を眺める、手軽な日帰りハイキングが楽しめます。
山中湖北湖畔の湖北バス停で下車します。バス道を少し戻ると右手に登山口があります。車道を歩いていくと、すぐに山道に変わります。なだらかな登山道を歩いて、少しずつ高度を上げながら進んでいきます。
じきに登山道が二手に分かれます。どちらを進んでも大平山にたどり着きますので、好きな方を歩いてみましょう。
分岐から30分弱で大平山の山頂に到着です。あずまやのある明るい山頂からは、富士山がぐんと近くに見えることでしょう。本コースは短めの設定ですので、時間はたっぷりあります。のんびりと山頂からの景色を堪能しましょう。
山頂からは行きに登ってきた道を下ります。大平山から湖北バス停まで1時間くらいの行程です。大平山から西の稜線を下りたい場合は、前述の石割山コースを参照してください。逆に東の稜線を上がって石割山を目指す場合は、石割山まで約1時間半の行程です。
4月下旬から11月。冬季は積雪があるので、アイゼンやグローブなど冬山の装備が必要。夏から秋がおすすめ。
- 役場前バス停
富士急行線富士山駅→役場前バス停(富士急山梨バス)
- お宮橋バス停
お宮橋バス停→富士急行線富士山駅(富士急山梨バス)
杓子山は急斜面を越えて山頂にたどり着く、中級者向けの山です。山頂からの眺めは抜群で、忍野や富士吉田の集落と富士山をのぞむことができます。八つの湧水池からなる忍野八海は全国名水百に選定されていて、多くの観光者が訪れる景勝地のひとつ。ここで紹介している登山口は、この忍野八海の近くにあります。
富士山駅から内野行きバスに乗り役場前バス停で下車します。忍野小学校、中学校と通り過ぎ、まずは鳥居地峠を目指します。なお鳥居地峠まではマイカーやタクシーで入れます。
鳥居地峠から高座山に向かいます。高座山は南側の斜面が広大な茅場になっていて、眺めは抜群。眺めのよい稜線歩きを楽しんでいると山頂に着きます。高座山から先は樹林帯となり、雑木林を抜けて大権道峠へとゆるやかに登っていきます。大権道峠より先、杓子山へは急坂を登ることになりますので、焦らず行きましょう。
標高1500mあたりからかなりの急坂になります。この急登を上がりきると杓子山に到着です。明るく小広い山頂には祠とベンチ、テーブルがあります。もちろん山頂からの展望は遮るものなく、富士山が裾野を広げています。
杓子山からは同じ道を下山しますが、時間的に余裕があれば東側のピーク、鹿留山まで足をのばすのもいいでしょう。鹿留山は子の神と呼ばれる小ピークの先にあり、杓子山から鹿留山までの往復は約1時間半です。