4月下旬から12月。冬季は積雪があるので、軽アイゼンやグローブなど冬山の装備が必要。夏から秋がおすすめ。
- パノラマ台下バス停
富士急行線富士山駅または河口湖駅→パノラマ台下バス停(富士急バス本栖湖・新富士行き)
- 本栖湖バス停
本栖湖バス停(富士山駅行き)→富士急行線富士山駅または河口湖駅
パノラマ台は精進湖と本栖湖の間に位置する山塊にあります。標高は1328mで、明るく開けた山頂からは正面に見事な富士をのぞめます。また左を見下ろすと精進湖、右を見下ろすと本栖湖が見え、お弁当を広げてのんびりしたい絶景スポットです。
パノラマ台へは精進湖の一番西端にあるパノラマ台下バス停が登山口になります。登山口から山頂までは1時間15分ほどの行程です。危険箇所も少ないので、お子さん連れ登山や入門者の方でも無理なく楽しめます。
自動販売機がならぶパノラマ台下バス停のすぐ裏手から山の中に入っていきます。山の中腹をゆるやかに登っていくと、登山道の真ん中に大きな松のある休憩スポットに着きます。ここが最初の富士山を眺める休憩スペースです。少し息を整えてから出発しましょう。さらに登山道を進み、少し急な斜面を上がっていくと主稜線に出ます。右は三方分山方面、左がパノラマ台方面です。視界がいいときは、この分岐から南アルプスをのぞむこともできます。
主稜線の道も比較的歩きやすい道が続きます。徐々に標高を上げていき、平坦な場所を過ぎるとパノラマ台の山頂です。山頂は広くて開放感があります。素晴らしい眺めを堪能しながら大休止としましょう。
復路は同じ道を戻ってもいいですが、ここではそのまま稜線を進んでいきます。パノラマ台から30分弱で烏帽子岳に着きます。登山道はピークから本栖湖側に向きを変えます。本栖湖畔に出たら車道を20分ほど歩くと本栖湖バス停です。
4月下旬から11月。冬季は積雪があるので、アイゼンやグローブなど冬山の装備が必要。夏から秋がおすすめ。
- 本栖湖バス停
富士急行線富士山駅または河口湖駅→本栖湖バス停(富士急バス本栖湖・新富士行き)
- 県境バス停
県境バス停(富士山駅行き)→富士急行線富士山駅または河口湖駅
竜ヶ岳はかつて深い笹に覆われていましたが、近年登山道が整備され山頂まで行けるようになりました。竜ヶ岳が一番賑やかになるのは、元旦の朝です。富士山の頭からご来光の出る瞬間を今か今かと待つ登山者で山頂はいっぱいになります。しかし元旦の朝は厳冬期。初日の出を山頂で見るには、冬山の装備が必要ですので注意しましょう。
本栖湖バス停で下車したら湖畔の道を時計回りに進み、青少年スポーツセンター方面に向かいます。ゲートを抜けて左に進むと登山口があります。ここから樹林の中に作られたジグザグの道に入っていきます。登山口から1時間くらいのところで休憩にちょうどいいあずまやがありますので、小休止して行きましょう。あずまやから先は明るい笹の間の道になり、山頂目指して上がっていきます。
山頂は笹がかりとられ、広場のようになっています。富士山がかなり近づいて見え、南アルプスが望遠できます。復路は笹の中の急斜面を下って端足峠に下ります。端足峠で稜線を外れ、東海自然歩道を下っていくと県境バス停に出ます。
4月下旬から11月。冬季は積雪があるので、アイゼンやグローブなど冬山の装備が必要。夏から秋がおすすめ。
- 根原バス停
富士急行線富士山駅または河口湖駅→根原バス停(富士急バス新富士行き)
または新富士駅→根原バス停(富士急バス富士山駅行き)
- 根原バス停
根原バス停(富士急バス富士山駅行き)→富士急行線富士山駅
または河口湖駅または根原バス停(富士急バス新富士行き)→新富士駅
雨ヶ岳は天子山地にあり、南にのびる稜線の先には天子山地の最高峰、毛無山(1946m)が続いています。登山口から山頂までの標高差は800m以上あり、歩き応え十分の日帰り登山が楽しめます。
ここでは端足峠から雨ヶ岳を目指します。端足峠へは根原バス停から、または県境バス停のある割石峠から東海自然歩道を歩いてもアプローチできます。どちらを歩いても同じくらいの時間で端足峠に着きます。峠から山頂までは約1時間半、ひたすら登りが続きますので、マイペースで登っていきましょう。
端足峠の先の小平地を過ぎると、登山道は急坂に変わります。尾根上にはカエデの木が多く、新緑と紅葉の時期がおすすめといえます。山頂に到着すると、富士山側が広く刈り払われていて正面に大きな富士をのぞむことができます。
ここでは復路に同じ道を戻りますが、さらに毛無山を経由して朝霧高原に下ることもできます。雨ヶ岳から毛無山と縦走する場合は歩行時間約8時間のトレッキングとなり、かなり上級者向けとなります。