年間通して登れますが、真夏は暑いです。1月から2月は降雪もあります。桜の咲く4月と晩秋がおすすめ。
- 大野山登山口バス停
小田急線新松田駅またはJR松田駅・山北駅→大野山登山口バス停(富士急湘南バス※)
※季節運行、日祝のみ運行。運行日以外は手前の大野山入口バス停をご利用ください。大野山入口バス停から大野山登山口バス停まで徒歩30分です。
- JR御殿場線谷峨駅
丹沢湖の南部に位置する標高723mの大野山。山頂付近は牧場になっていて、広々としたゆるやかな地形が特徴です。明るく開けた山頂からは遮るもののない展望が得られ、富士山と愛鷹山、丹沢の山脈が見事に広がっています。
大野山登山口バス停で下車したら右手の林道へ進み、しばらく道なりに歩きます。旧共和小学校を過ぎ、さらに林道を進むと右手に登山口があります。ここから階段を上がって本格的な山道に入ります。
急な斜面を上がり、しばらく幅のせまい登山道を歩きます。長い階段状の道を上がりきったところがイヌクビリで、車道に合流します。左に進み、駐車場を過ぎたところが大野山の山頂です。大きな公園のようになっている山頂で、大休止としましょう。
本コースでは山頂からさらに奥へと進み、谷峨駅へと下山することにします。平坦な山頂を進むと登山道は左へ折れ、牧場の中を下っていきます。秋と冬はススキが輝ききれいな場所です。やがて樹林の中に入っていき、整備されて歩きやすい登山道を進みます。
林道を2回横切り、広葉樹の森の中から民家の脇に飛び出ます。集落のなかを通る車道を下っていき、橋を渡ります。国道246号線を越えて左に進むと谷峨駅です。
年間通して登れますが、真夏は暑いです。1月から2月は降雪もあります。桜の咲く4月と晩秋から初冬がおすすめ。
- 田代向バス停
小田急線新松田駅またはJR松田駅→田代向バス停(富士急湘南バス寄行き)
- 高松山入口バス停
高松山入口バス停→新松田駅(富士急湘南バス)
または高松山入口バス停→山北駅(富士急湘南バス)
山頂からの富士山の展望が素晴らしい高松山。山頂は広く、お弁当を広げてのんびりするのに最適な山です。
新松田駅から寄行きバスに乗り、田代向バス停で下車します。バス停の前の橋を渡り、左の道に進みます。車道をさらに進んでいき、突き当りを左へ上がっていくと竜王寺の前に出ます。「虫沢古道を守る会」による尺里峠への案内表示に従って進みましょう。
この先の虫沢地域の集会施設にあるトイレが最終になります。不安な人は地域のトイレをお借りしてから進みます。茶畑を過ぎ、しばらく林道歩きが続きます。途中、虫沢古道が整備されていますので、林道歩きに飽きたら上手に山道を利用して気分転換をしてください。
尺里峠でやっと林道から離れ、山道に入っていきます。階段を上がり、なだらかな尾根道を進みます。富士見台、桜平、真弓ヶ丘など地元の人が名付けた展望スポットを楽しみながら歩いていきます。山頂直下で男坂(直進)、女坂(右)に分かれますが、どちらも山頂で合流します。
山頂は広く、正面に富士山をのぞめます。思い思いに昼食を楽しむ登山者で賑わっています。下山はビリ堂方面へ。山頂直下の下りはかなり急ですので、注意して下りましょう。
ビリ堂を過ぎ、登山道から林道に出ます。再び林道歩きが続きます。尺里集落を目指して下りましょう。東名高速道路をくぐり、川沿いを進めば高松山入口バス停です。
年間通して登れますが、真夏は暑いです。アセビの花の咲く4月と秋から冬がおすすめ。
- 寄バス停
小田急線新松田駅またはJR松田駅→寄バス停(富士急湘南バス寄行き)
- 寄バス停
寄バス停→小田急線新松田駅(富士急湘南バス)
終点の寄バス停で下車したら、大寺橋を渡って対岸の集落に入ります。集落の中の道を通っていくと、次第に農道になります。農道はかなり傾斜のきついアスファルト道ですので、ここは焦らずゆっくり進みましょう。
トイレやベンチのある場所を過ぎると道幅がせまくなります。猪などの動物を除けるための鉄扉がありますので、扉をあけて中に入ります。少し急な斜面を上がりきると、歩きやすいなだらかな道に変わります。
右から農道が合流し、ここから30分ほど登るとシダンゴ山に飛び出します。富士山は山頂で初めて見ることができます。シダンゴ山から見る富士は手前の山で大部分が隠れていて、ちょっと通好みと言えます。山頂からは丹沢山塊と相模湾までの眺めを楽しめます。
シダンゴ山から西へ10分弱下ったところに分岐があります。本コースでは分岐を左に進み、宮地山を目指します。鉄塔の下を通り、小さなピークを越えると宮地山への分岐に着きます。山頂はここから5分ほど登ったところにありますので、往復してきましょう。
宮地山手前の分岐まで戻り、30分強登山道を下っていくと集落に戻ります。往路で渡った大寺橋を渡って寄バス停に着きます。