富士山ハイキング - 春夏秋冬用意周到 | 富士山エリアの総合ガイド - フジヤマNAVI

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春から秋の準備とウェア

春

秋

山歩きに最適な登山シーズン。春は新緑、秋は紅葉と、山歩きを満喫できる季節ですね。この季節のウェア選びで気を付けたいのは、温度差を調整できる重ね着(レイヤリング)です。山では気温の変化が大きいので、暑さと寒さの両方の対策が必要です。歩いている時は暑くて汗をかいても山頂は肌寒いですし、秋の下山時は日が暮れるのが早く気温もぐっと下がります。このように大きな温度差を調整できるよう、最適なウェアを選んで携行しましょう。防寒具として長袖シャツ、薄手のフリース、防風ジャケットなどを用意します。

春の九鬼山と秋の大菩薩。もっとも快適な山歩きが楽しめるシーズンです。

夏

気温、湿度ともに高いこの季節。標高の低い山を歩くときには、このじっとりとした暑さに対処できる服装選びが必要になります。この季節の一番の注意点は、通気性のいいウェアを選ぶことです。山歩きは長時間の有酸素運動で、想像以上に汗をかきます。綿のシャツは濡れてしまうと乾きが遅いので、アンダーウェアやシャツは登山用のものを用意しましょう。登山用のウェアは吸汗速乾性に優れた化学繊維を素材にしており、乾きが早く体を冷やしません。

また真夏の山歩きで気を付けたいのが熱中症です。つばの大きめの帽子が必携です。通気性のあるウェアを着用して、水分をこまめに取りましょう。日帰りの山歩きなら、目安として1リットルの水を用意します。

夏は雷に注意!晴れていても急に天候が変わることを覚えておきましょう。また日焼け対策は必須です。

冬(雪山)の装備とウェア

冬

富士山周辺の山域は、冬になるとかなり気温が下がります。例年、12月に入ると雪が降ることもあります。標高の高い山には雪が積もりはじめ、厳冬期の2月には完全な雪山になることも。雪山に登る場合は、冬山専用の装備とウェアが必要になります。強い風や寒さに対応できるゴアテックス等のジャケットとパンツを一番外側に着用し、帽子やグローブなどの小物で保温します。また下着も保温性の高い冬山用のものを着用します。登山靴は雪山に対応できる革靴が必要です。装備としてはアイゼン(10本爪以上)とピッケル、Wストックも状況に応じて準備しましょう。日帰りの雪山にはテルモス(保温ポット)に温かい飲み物を入れて携行すると、手軽に水分補給ができます。

2月の愛鷹山と3月上旬の石割山。アイゼンが必要な場合もあります。

山歩きの装備チェックリスト

登山計画書を出しましょう!

こちらから登山計画書をダウンロードして記入し、登山口の登山届ポストへ投函、もしくは登山する地域を管轄する警察の地域課へFAXしてください。
また、所属山岳会、職場、家族、友人等にもコピーを渡しておきましょう。

【富士山を眺める山歩き のご利用にあたって】

  • ●「富士山を眺める山歩き」のコースは、主に春から秋にかけてのハイキング(山歩き)を想定しています。雪のあるときに登る人はアイゼン等、冬の装備をお持ち下さい。
  • ●コースタイムはスタッフが実際に歩いた時間ですが、各自の経験や体力、自然環境などによって時間が大きく変わります。余裕を持って行動しましょう。
  • ●記載した情報は予告なく変更される可能性があります。実際に歩くときは事前に地元の観光協会等で調べてから行動しましょう。
  • ●バスの時刻は季節によって運行が変わります。事前に調べてから計画を立ててください。
  • ●登山計画書は登山者のマナーであり、義務でもあります。登山口の登山届けポストや地元の警察署に届けてください。
  • ●山登りは自己責任を問われるスポーツです。自分の体力や経験を充分見極めてから行動してください。

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