富士山ハイキング - 愛鷹山周辺 | 富士山エリアの総合ガイド - フジヤマNAVI

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富士山南部の人気展望台へ 愛鷹山周辺 愛鷹山周辺ルートマップ

越前岳

アシタカツツジが群生する最高峰。
眺望抜群の人気山を目指す。

越前岳

黒岳

富士山の南麓に広がる愛鷹山塊。
その中で一番富士山に近いピークへ。

黒岳
愛鷹山周辺ルートマップ

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十里木バス停→越前岳→愛鷹登山口バス停ルート

  • 歩行時間
  • 歩行距離
  • 体力度
  • 難易度

コースのポイント

樹林帯に覆われた尾根歩き

富士山の眺めが雄大

十里木高原には駐車場があり、マイカー派にも便利

展望台を経て、急な尾根道をひたすら上がる

十里木高原登山口→展望台→勢子辻分岐

富士山の南麓に広がる十里木高原は富士山の展望地として人気があります。夏真っ盛りの8月、この十里木高原から越前岳、富士見峠へとハイキングしてきましたのでレポートします。ハイキング当日は気温、湿度ともに高い一日でした。盛夏の登山では熱中症対策、虫よけ対策なども必要になってきますので、今回は夏の登山の注意点も交えてレポートしたいと思います。

十里木高原の登山口には駐車場があります。マイカーの人はここに車をとめて、越前岳を往復するか、または黒岳方面へと縦走して復路にバスを利用して駐車場に戻ることもできます。

駐車場にある階段を上がって、まずは展望台を目指します。約15分登ると、右手に小さな展望台があります。ここからの富士山は真正面、何も遮るものがなく素晴らしい展望が楽しめるはずでしたが、またしても富士山は雲の中。濃いガスに覆われて何も見えませんでした。越前岳の山頂からの展望を期待して、上を目指します。

展望台から先、樹林の中に入っていきます。馬の背と呼ばれる急な尾根ですが、ゆっくり登っていけば特に難しい箇所はありません。ハイキング当日は湿度の高い蒸し暑い日で、汗がどんどんあふれてきました。水分補給に気を付けながら、息のあがらないゆっくりペースで進みました。

休憩に適した平坦地に到着。あいにく当日は富士山を望めませんでしたが、お天気ならばここからも正面に富士山が見えます。ここから越前岳まではもうひと登り。急な尾根をひたすら上がっていくと、右手から勢子辻登山口からの道が合流しました。

越前岳登頂! 富士見台を通って富士見峠へ

勢子辻分岐→越前岳→富士見峠→山神社→愛鷹登山口バス停

勢子辻分岐から約10分、樹林の中を歩きます。森の中から右手に出ると愛鷹山塊の最高峰、越前岳の山頂に飛び出しました。山頂はそれほど広くはありませんが、ベンチがいくつかあります。山頂でランチタイムとしたのですが、蜂がたくさん飛んでいて、蜂に刺されないよう気を付けながらの昼食になりました。蜂に一度刺された経験のある人は、ショック症状が出る可能性もありますから、特に注意しなければなりません。また香りのきついものも蜂を興奮させてしまうので、夏の登山には香水や整髪料などは避けたほうがいいでしょう。

肝心の富士山ですが、ほんの一瞬だけ、頭を出してくれました!一瞬でも富士山を見られたことに感謝。昼食を食べ終わったら、富士見峠に向けて出発です。

再び樹林の中に入り、尾根道を下っていきます。滑りやすい土質なので、滑って転ばないよう、慎重に歩きました。15分ほど下ったところに「富士見台」の看板がありました。ここがかつての五十銭紙幣に採用された富士山の撮影地だそうです。五十銭紙幣が発行されたのは昭和13年。今は木々が茂って富士山が見えないのか、それとも天気のせいなのか。どちらにしてもこの日は富士見台からも残念ながら富士山は見えませんでした。

引き続き、尾根を下ります。途中、笹ヤブが生い茂った箇所もありますので、道を外さないよう注意しましょう。鋸岳展望台を過ぎると、傾斜は次第にゆるやかになりました。やがて富士見峠に到着です。富士見峠からさらに尾根を進むと黒岳に行くことができますが、今回はここで下山することに。階段状のせまい登山道に入り、急な道を下ります。

愛鷹山荘から先、傾斜はゆるやかになりますが、山腹を巻く道は落石注意の看板がありました。こういう場所では休憩をとらず、速やかに下山しましょう。登山道には苔むした岩が目立つようになり、植生が針葉樹に変わるともうすぐ山神社です。山神社からは舗装された林道を歩き、愛鷹登山口でバスに乗りました。

春夏秋冬用意周到

富士山周辺の山歩きは年間を通して楽しめますが、
積雪期には冬用のウェアとアイゼンなど雪山用の装備が必要です。

こちらでは登山のシーズンを大きく無雪期と積雪期に分けて、
必要な装備の違いとウェアの工夫などを説明します。

【富士山を眺める山歩き のご利用にあたって】

  • ●「富士山を眺める山歩き」のコースは、主に春から秋にかけてのハイキング(山歩き)を想定しています。雪のあるときに登る人はアイゼン等、冬の装備をお持ち下さい。
  • ●コースタイムはスタッフが実際に歩いた時間ですが、各自の経験や体力、自然環境などによって時間が大きく変わります。余裕を持って行動しましょう。
  • ●記載した情報は予告なく変更される可能性があります。実際に歩くときは事前に地元の観光協会等で調べてから行動しましょう。
  • ●バスの時刻は季節によって運行が変わります。事前に調べてから計画を立ててください。
  • ●登山計画書は登山者のマナーであり、義務でもあります。登山口の登山届けポストや地元の警察署に届けてください。
  • ●山登りは自己責任を問われるスポーツです。自分の体力や経験を充分見極めてから行動してください。

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