富士山麓を歩く吉田口登山道ハイキング | 富士山エリアの総合ガイド - フジヤマNAVI

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二合目〜富士スバルライン五合目

緑の多い登山道。左に見晴らし茶屋跡が見えて、三合目に到着。

三合目は広くなっていて、木漏れ日と青空がのぞく。

五合目とスバルライン五合目をつなぐ、横吹と呼ばれる小御岳道。

緑に包まれた富士山の
みずみずしい息吹を感じよう

二合目のすぐ先に沢があり、雨の日の翌日には御室浅間橋の上から透き通ったきれいな水が流れるのが見られる。沢が少ない富士山ではなかなか貴重な光景。石段を上がった所で細尾野林道にぶつかる。登山道は道標に従って斜め右へ。三合目は三社宮に弁財天が祭られている。眺望が開けている所に板があって座れるので休憩にちょうどいい。五合目救護所跡を過ぎると舗装された滝沢林道に出る。舗装道路を右に歩いて迂回し、改めて登山道に入る。迷わないように道標をよく確認。佐藤小屋まで来れば五合目。小御岳道を通って小御嶽神社のあるスバルライン五合目を目指す。

注意ポイント

  • ●五合目は標高2300m、寒くなっても着られるように防寒の準備はしっかりと。
  • ●トイレは限られた場所にしかなく、ほとんどが6月から9月中旬までしか開いていないので注意
  • ●雨や雪がよく降り、地面がぬかるんで滑ることも多い。
  • ●馬返までバスが運行しているが、時期によっては毎日運行していないので確認を。
  • ●必ず明るいうちに下山できるように余裕のある登山計画を立てよう。

北口本宮冨士浅間神社~スバルライン五合目の

花と自然

五合目から上の登山は砂利や岩場だが、五合目より下は自然がいっぱい。
ここでは吉田口登山道で見られる自然を紹介。

花 レンゲツツジ
6月
大石茶屋付近に多く咲く。葉が出た後に直径5㎝ほどのロート状の朱色の花をつける。
野鳥 メボソムシクイ
春~秋
体長12~13㎝。五合目周辺で見られる。ジュリジュリジュリジュリと4小節で鳴く。
動物 ニホンカモシカ
通年
体長110㎝前後。ふもとから八合目まで見られ、好奇心旺盛で逃げないので撮影しやすい。
フジザクラ
5月中旬
中ノ茶屋付近に多く咲く富士山麓を代表する花。5枚一重で1~2㎝と小ぶりな花。
ホシガラス
通年
体長34~35㎝。ふもとから山頂まで全体で見られる。ガーガーやケッケッケッと鳴く。
ニホンジカ
通年
体長110~170㎝。 ふもとから五合目付近でよく見られる。昼夜問わず活動する。
メイゲツソウ(フジイタドリ)
7~9月
5〜6合目付近に咲く。白い高山植物だが富士山では、赤い花がよく見られる。
ルリビタキ
通年
体長14㎝。ふもとから五合目付近で見られる。ヒョロルルルリッと鳴く。
ニホンリス
通年
体長16~22㎝。ふもとから五合目付近で見られ、木の実などを食べた跡もよく見られる。

二合目〜富士スバルライン五合目

緑いっぱいの風景は、五合目より上の荒々しい岩山にはない、富士山のもう一つの顔。
花や草木を見て、鳥の声や沢の音に耳を傾けてみよう。

  • かつて富士山は女人禁制で、女性たちはここで山頂を拝んでいた。
  • 女人天上から見た山頂。女性たちが拝んでいた景色か。
  • 大正時代には、大黒天を祭った茶屋があり、登山者に茶を出していた。
  • 天地の境といわれていた五合目。明治41年の山小屋『天地界館』。
  • 登山道からそれて細尾野林道を約1km歩くと、女人天上の碑がある。
  • スバルライン五合目の小御嶽神社から望む富士山頂の景色。
富士山駅からスバルライン五合目までの標準タイム

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  • ※本ホームページ内の地図のルートについてはイラスト化した大まかなものです。実際の登山の時には国土地理院の25000分の1の地形図等をお持ち下さい。尚、時期によっては山小屋がまだオープンしていなかったり、閉店してしまっている場合もあります。地元の情報をご確認の上、登山して下さい。
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