吉田ルート | 富士山エリアの総合ガイド - フジヤマNAVI

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吉田ルート

吉田ルート/Yoshida Trail

富士スバルライン五合目を拠点にした「吉田ルート」には、毎年多くの観光客と登山者が訪れます。山小屋の数がもっとも多く、途中2ヶ所に救護所があり、登山未経験の人や初めて富士山に挑戦する人におすすめのルートです。登山者が多いので道迷いの心配は少ないのですが、その分混雑は避けられません。山頂でご来光を見るための登山者が列をなし、夜明け前の時間帯に渋滞が始まります。登りと下りでそれぞれ専用道を利用します。

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コースのポイント

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標準コースタイム

五合目標高・山頂標高

吉田ルート地図

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吉田ルートの登り方

五合目→六合目

広場奥にある登山口から幅の広い登山道をなだらかに登っていきます。道がやや下り気味になったところが泉ヶ滝で、分岐になります。右の登山道を進み、樹林を抜けると富士山安全指導センターがある六合目に到着。

下

六合目→七合目

砂の斜面を大きくジグザグに登ります。ここから先は日除けがないので、日中の日差しが強いときは帽子をかぶるなどの対策をしましょう。山小屋があるところが七合目。それまでは単調な登りが続きますが、一定のペースで歩きましょう。

吉田ルート写真1

右下

吉田ルート写真2

七合目→八合目

最初の山小屋が花小屋。ここから七合目になります。足元は急な岩場になり、10分ごとに山小屋が現れます。山小屋がたくさんあるのでついつい休みたくなりますが、長時間休憩を取りすぎるのは疲れやすくなって逆効果。ゆっくり進みましょう。

下

八合目→本八合目

標高が3000mを越え、気温も下がってきます。人によっては酸素が薄いと感じるかもしれません。息が上がらない程度のゆっくりペースで登りましょう。休憩では食事や水分を摂るなどして、体調を整えることが大切です。

左下

本八合目→頂上

ここから傾斜がより強くなります。八合五勺にある御来光館が最後の山小屋。鳥居のある九合目を過ぎれば、山頂はもうすぐです。でもここが一番キツイところ。自分のペースでいいので、焦らず登っていきましょう。石段を上がれば久須志神社に到着です。お疲れ様でした!

谷村みすずの吉田ルートレポートで詳しく確認

吉田ルート写真3

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下山

吉田ルートの下山は久須志神社横にならぶ山小屋の先にある下山専用道を利用します。山頂から八合目までは須走ルートの下山道と同じルートを下ります。八合目の下江戸屋の手前に吉田ルートと須走ルートの分岐があるので、一度立ち止まり、富士スバルライン五合目の標識を確認してください。ここからはジグザクの道を繰り返しながら七合目まで進みます。七合目には公衆トイレがあるので一休みしましょう。落石防止シェルターを抜けると六合目です。ここでも富士スバルライン五合目の標識を確認しましょう。吉田ルートの下山道には売店がありません。山頂でしっかり水分補給をしておきましょう。

吉田ルート写真4

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吉田ルート下山時の「道まちがい」に注意!

富士山の登山道は道迷いがないように整備されていますが、予定していたルートと違う道を下ってしまう「道まちがい」が多発しています。特に間違いが多いのが、吉田ルートと須走ルートの分岐点です。吉田ルートと須走ルートは山頂から同じ下山道を下りますが、本八合目の下江戸屋で下山道が分かれます。なお登山道の案内表示は吉田ルートは黄色、須走ルートは赤色になっていますので、案内表示の色に従って下山するよう注意しましょう。

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本ホームページ内の情報について

  • ※本ホームページ内の行動時間(歩行時間)等については、一般的な登山者(ビギナー)を想定していますが、各自の体力・経験、気象条件によっても大きく変わります。あくまでも目安と考えてください。尚、コースタイムには休息時間を含みません。
  • ※本ホームページ内の地図のルートについてはイラスト化した大まかなものです。実際の登山の時には国土地理院の25000分の1の地形図等をお持ち下さい。尚、時期によっては山小屋がまだオープンしていなかったり、閉店してしまっている場合もあります。地元の情報をご確認の上、登山して下さい。
  • ※登山ルート、及び登山口までのバスルートは自然災害等によって閉鎖されたりする場合もあります。必ず事前の情報をご確認下さい。
  • ※登山中に発生した事故、アクシデント等に対して、本ホームページは一切責任を負いかねます。登山は自己責任でお楽しみください。

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