みなさん、こんにちは!
富士急行線で運行している観光列車、「富士登山電車」の
イメージキャラクター「谷村みすず」です。
今回は富士登山者の憧れのひとつでもある「お鉢めぐり」をレポートしたいと思います。
「お鉢めぐり」とは富士山頂の火口をぐるりと1周すること。「お鉢めぐり」はかつて富士講が盛んだったころの信仰が現代に受け継がれたものだそうで、8つの頂部(八葉)を巡る修行が由来になっています。今年は富士山が世界文化遺産になった記念すべき年ですので、その構成資産のひとつである富士山頂の信仰遺跡をめぐってみてはいかがでしょうか。
なお「お鉢めぐり」は日本で一番標高の高い場所を約1時間から1時間半かけて歩くことになります。くれぐれも天候や自分の体調などの条件のいいときに、チャレンジしてくださいね。
吉田ルートの8合目の山小屋で仮眠後、
頂上に向けて出発。もうすぐ山頂です。
あの鳥居を越えれば富士山頂、
久須志神社に到着です。
久須志神社から売店方向へと進み、
小高く丘のようになった場所で
ご来光を眺めました。
ここが大日岳というピークだそうです。
神仏習合時代の山名は朝日岳です。
明るくなったので、
お鉢めぐりをスタート!
時計回りにまわります。
正面に見えているのが次のピーク、
伊豆ヶ岳(阿弥陀岳)です。
火口の反対側に剣ヶ峰が見えた!
あそこが最高峰ね。
吉田・須走ルートの下山道が見えました。
ご来光を見た登山者が一斉に下って行きます。
成就ヶ岳を過ぎて御殿場口
頂上に着きました。
ここには銀名水と呼ばれる
場所があり、祠が祀られています。
溶岩の間から雪融け水が
湧き出てくるところだそうです。
そのすぐ先に浅間大社奥宮があり、
もちろん参拝してきました。
山頂郵便局を通り過ぎると、
剣ヶ峰が正面に見えてきました。
山頂郵便局を通り過ぎると、
剣ヶ峰が正面に見えてきました。
剣ヶ峰山頂に到着。
ものすごい人で
あまりのんびりできないけれど、
忘れずに記念撮影♪
西安河原と呼ばれる場所を歩いていたら、
影富士が見えました。
右のピークが白山岳(釈迦ヶ岳)。
山の下側を通って、久須志神社を目指します。
吉田・須走口山頂に
戻ってきました。
山頂売店で少し休憩♪
温かい飲み物を飲んでから下山します。
お鉢めぐりには以前から憧れていました。
富士山は山頂まで上がるだけでも大変なのに、さらに1時間半も歩くなんて…、
みすずには無理かもしれないと思っていました。
でも今回は自分の体調もよく、何より天気が味方してくれたのでチャレンジしてみました。
実際に歩いてみると、想像以上にアップダウンがあることが分かります。
最高峰の剣ヶ峰ですが、登りはいいのですが下りがものすごく急で、ここが一番怖かったかも。
火口には小さなピークがたくさんありますが、歩いているとどれが何だかよく分かりません。
それよりも雲海や南アルプスの展望、影冨士などを楽しみながら歩いたほうがいいですね。
みなさんもぜひベストなコンディションのときにチャレンジしてみてください。